アパート管理もシノケン

不動産投資のグループ会社

シノケングループは、不動産投資、特にアパート経営を得意としている会社で1990年に株式会社シノハラ建設システムとして創業しています。現在は多くの子会社を抱えるグループ企業のトップとして総括的な管理を行なっています。業務を子会社に任せているといって、事業を拡大してはいますが、アパート経営に力を入れているという点は創業時から変わっていません。

実際に、新築アパートの着工件数においては、国内で1位となっています。さらにこの1位が4年連続となっているのです。もともと本社のあった福岡市においては、11年連続という記録となっていますから、どれだけ力を入れているかというのもわかるのではないでしょうか。

しかし、賃貸アパートや賃貸マンションの販売をしているだけではなく、さらに別の子会社であるシノケンファシリティーズによってアパートの管理も行っているのです。

不動産投資の総合的なサポート

CMでもよく見るようにシノケンはアパート経営に力をいれているのですが、管理まで含めた総合的なサポートが可能になっています。別の管理会社に依頼することもできるのですが、同じグループ会社であるほうが、物件に対する理解も深いですし、連携もしっかりしているというメリットがありそうです。もちろん、同じグループということで費用的なメリットもあるのではないでしょうか。
管理の一貫として、空室時の入居者の募集も行いますが、物件の良い点をしっかりと把握しているので、入居希望者に対してアピールもしやすいと考えられます。

また、管理業務を行う傍らで、メンテナンスを行う会社も子会社化しているので、物件のメンテナンスも含めた総合的なサポートが可能になっているようです。

創業から30年でも実績は十分

不動産の大手ということでかなりの老舗のようですが、2020年で創業から30年となり、どちらかと言えばまだ若い会社と言えるのかもしれません。しかし、創業時から不動産投資に特化しているということもあり、実績は十分ですし、不動産投資の考え方を変えることもしてきています。

以前であれば、不動産投資は土地や資金がなければ難しかったのですが、土地もなく資金も少ない状態でアパート経営を可能にしたのは、シノケンの30年の実績であるということが言えそうです。その結果として、シノケンのアパートのオーナーは9割ほどがサラリーマンや公務員だといいます。資金を全額借り入れて、家賃収入で返済するというものです。但し、利回りはそれほど大きいものではなく安定した収入という点が従来の不動産投資とは少し異なっているのかもしれません。